移動平均線

2020年6月21日

移動平均線とは

FXの相場を分析する上で、ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析は大変重要で無視出来ないものです。
経済指標や要人発言、国力などにより変化するのがファンダメンタルズです。

そして、今回のタイトルである「移動平均線」などをチャートに表し価格の上昇・下落を分析するのがテクニカル分析です。
日本ではロウソク足が一般的に使われて居りますが、そのロウソク足を最もポピュラーに補助をするインジケーターが「移動平均線」です。
FXをしていく上で大事なことは「トレンドに逆らわない」と言われています。

移動平均線の傾斜角度や複数の移動平均線をチャート上に表示させ、その開き具合や交差などでトレンドを判断する基準ともなります。
過去の設定期間のレートを、平均化してラインでチャート上に表示させるのが移動平均線ですね。

移動平均線で使う数値

移動平均線は一定期間の終値の平均値をチャート上にライン(線)で表示します。

設定期間によりラインの振幅は変わり、短期だと細かくラインが動き、長期なると緩やかラインは表示されます。

期間設定は日足だと短期「5日」中期「20日」長期「70日」などをパラメーターとして設定することが一般的なのですが、好みに合う様に「12日」「25日」「100日」「200日」などお好きな数値で追加をされて見ても良いかと思います。

移動平均線の種類

移動平均線にはバリエーションがあります。

SMA(単純移動平均線)EMA(指数平滑移動平均線)そして、

高安移動平均線などが有名ですね。

SMAは、終値をパラメーターとして設定した期間で単純に平均化したもののライン表示です。
欠点として、レート変動に対する反応が遅くなってしまい、ダマシに会い易い事があげられます。

EMAは、直近の値に重きを置き平均化したラインですね。
相場への反応がSMAよりは早く、ダマシに会い辛いと言われてもいます。

高安移動平均線は終値ではなく、一定期間の「高値」「安値」の移動平均をチャート化したものです。

移動平均線の使い方

移動平均線を活用したテクニカル分析の方法は二つあります。

一つ目の使い方

日足チャート上に短期「5日線」と中期「20日線」を表示させ、この二つの線の傾きや乖離、そして交差などを見て売買判断の基準にしたりします。

上向き始めた「5日線」が、「20日」線を下から上抜く交差点を、ゴールデンクロスと言い、買いのシグナルとされています。

逆に、「5日」線が下向きの「20日」線を、上から下抜く交差点を、デッドクロスと言い、売りのシグナルとされています。

 

二つ目の使い方

ロウソク足等の為替レートと、移動平均線を組み合わせて、相場の強弱を読み取る分析方法です。

ロウソク足のレートが移動平均線の上で推移していれば上昇トレンドと判断でき、下で推移して入れば下降トレンドと判断いたします。

 

移動平均線のまとめ

移動平均線は、世界中で一番チャートに組み込まれているトレンド系インジケーターといってもよいと思います。

それだけに、チャートを見慣れた人は移動平均線を見て、相場の先読みをし、ゴールデンクロスデッドクロスのシグナルが出る前にポジションを仕込み、シグナルが表示されるシーンでは反対売買をする人もいます。

その為、ゴールデンクロスのシグナルが出た所は既に「相場の天井に達していた」などの、ダマシに合う危険性も有りますので注意してね。
トレンドの方向を見るには大変役に立つインジケーターですがダマシにも会い易いインジケーターと言えます。

おまけ

移動平均線を無数に色を変えてチャートに描画させた物をお見せして終わりに致します。
奇抜な装飾性に目を奪われがちですが、色の変化や反転などが分かり易く、トレンドを見るのにも適していますね。